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修理・取付 | ディーゼル噴射ポンプ

ディーゼルエンジン コモンレールシステム

コモンレールシステムは、サプライポンプで高圧にした燃料を レール(蓄圧室)内に蓄え、ECU制御のもとにタイミングよくインジェクタから各気筒に適切な噴射量を噴射するシステムです。

高い燃料噴射圧力により、燃料を微粒にしますので、燃料の粒が小さくなり中心部の燃え残りがなく、粒子状物質(Particulate Matter=PM)の発生を抑えます。

燃料の高圧噴射化に伴い噴射率(単位時間あたりの噴射量)も増加しますが、噴射から燃焼開始までの遅れ(着火遅れ)は、一定時間以下には短縮できません。

そのため着火までに噴射された燃料が増加、つまり初期の噴射率が多すぎるため、着火と同時に爆発的な燃焼が起きてしまい、NOx(ノックス、窒素化合物)及び騒音を増加させてしまいます。

そこで、パイロット噴射(注1)を行うことにより、初期の噴射率を必要最小限に抑え、爆発の初期燃焼を緩和しNOx 及び騒音を低減させています。

またコモンレールシステムではパイロット噴射だけでなく、プレ噴射、メイン噴射、アフター噴射、ポスト噴射など、複数回に分けての燃料噴射が可能となります。

コモンレールシステムは平成13年に改正された「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法(自動車NOx・PM法)」の規制に適合したシステムとなっています。

ディーゼルエンジン コモンレールシステム